清水宏明教授挨拶

 

帝京ちば 清水宏明 顔写真.jpg

胆膵領域の悪性疾患では、外科切除が治療の主体となります。

肝胆膵外科の手術は複雑な手技も多く、外科医の技術が大いに発揮できる 

診療科であります。

肝疾患では肝炎や肝硬変の併存が多く、個人個人の臓(機能)の状態に

応じた治療を準備しております。胆・膵臓疾患では、の難しい病気も多く、また、手術治療にも高い専門性が必要とされます。


                                                                                                                                                                                                        外科学肝胆膵教

当院は日本肝胆膵外科学会の高度技能医修練施設として認定を受けており、                 清水宏明

安全で根治性の高い外科手術に取り組んでおります。これまでは外科切除

不能とされた高度血管浸潤を有する例や広範囲浸潤例などの難治癌とされ

胆道癌、膵癌に対しても術前に化学療法を先行し、腫瘍の縮小を図り、外      
科切除につなげていく集学的治療も進めております。  

                                                       

 また、その一方、低侵襲な腹腔鏡手術も患者様に説明責任をもって安全性を担保しながら、

積極的に行っております。高度進行癌に対する拡大手術と低侵襲な腹腔鏡手術、どちら

も偏ることなく、癌の進行度に応じてそれぞれの利点をふまえ、バランスよく行えるように

がけております。

 

近年、糖尿病、呼吸器、循環器系疾患をもつ高齢者の手術も明らかに多くなっており、看護

師・栄養士・薬剤師・リハビリテーションなど他職種の方々との連携したチーム医療体制が非

常に大切であると考えます。

 

術前には他職種合同カンファレンスを行い、患者様一人一人に対してのきめ細かな周術期

フォローアップを行い、合併症を予防し、安全で有効な外科医療が提供できるよう全力をつ

くし、日々、頑張っております。  

[ 外来診療日 ]

肝胆膵疾患の外来は、月曜日あるいは水曜日・木曜日の午前です。

ただし、これ以外でも平日(月曜日〜土曜日)午前であれば可能な限り対応致します。また、他の医療機関からご相談のみを希望される場合(セカンド・オピニオン)にも遠慮なくその旨をお伝え頂ければ対応致します。

[ 肝胆膵スタッフ ]

教授   清水宏明

病院教授 山崎将人

講師   野島 広之

助教   村上 崇

助教   芦澤 陽介 

◆  医療関連の方々、近隣クリニックの諸先生方へ

当科の肝胆膵領域の外科治療は、かつてはマンパワー不足などの問題から十分な治療が展開できない状況にありましたが、平成27年より十分な対応が可能となりました。

現在では積極的に肝胆膵疾患の診療に取り組んでおり、

・胆嚢結石に対する単孔式での腹腔鏡下胆嚢摘出術

・総胆管結石に対する内視鏡での経乳頭的な採石術

などの良性疾患に対する治療から

・原発性肝癌に対する腹腔鏡下肝切除

・巨大原発性肝癌に対する肝切除

・巨大・多発原発性肝癌に対する減量肝切除と術後肝動注化学療法による集学的治療

・進行転移性肝癌に対する術前化学療法を併用した肝切除

・進行転移性肝癌とくに大腸癌多発肝転移に対する計画的2期的切除・ALPPS手術

・進行胆道癌、膵癌に対する術前化学療法を併用した切除

・進行胆道癌、膵癌に対する血管合併切除・再建を併用した拡大切除

など、様々な肝胆膵疾患に対して、『集学的治療を組み合わせた外科切除適応拡大』から『低侵襲を目指した腹腔鏡下手術の積極的導入』など幅広い視点で治療を展開しています。

大腸癌の肝転移では術前化学療法として時間治療を応用した肝動注化学療法(サーカディアンクロノセラピー)も取り入れており高いコンバージョン率を得ています。

◆  初期研修、後期研修医の先生方へ

当科では、従来消化管外科を主力としておりましたが、平成25年末より肝胆膵疾患も積極的な治療対象疾患としています。

肝胆膵疾患とひとことで言っても非常に広い範囲となりますが、当科では、胆嚢結石に対する単孔式での腹腔鏡下胆嚢摘出術といった良性疾患治療・低侵襲手術から、高度進行癌に対する進行した悪性疾患・拡大切除術といった治療まで行っています。腹腔鏡下での肝切除術も積極的に行っています。術前化学療法によるダウンステージング、コンバージョンによる積極的切除も得意分野です。後期研修中でも希望があれば大学院へ入学可能であり博士号過程へ進むことも可能です。

是非、ご興味のある方はご連絡ください。

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