〒299-0111 千葉県市原市姉崎3426-3
JR内房線「姉ヶ崎駅」からバスで約15分
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08:30~11:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × |
13:30~15:30 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × |
△:土曜日は10:30まで
ストーマのない骨盤内蔵全摘術
(British Journal of Surgery)
「骨盤内臓全摘術」とは、直腸癌がかなり進行し、骨盤内の臓器(ぼうこう、精のう、前立腺、子宮など)が広く癌に冒された患者さんに対して行われる手術です。
骨盤内の臓器をすべて摘出するため、排尿と排便にかかわる人工肛門を2つ造設するのが通常です。
しかし、この場合でも肛門を温存し、さらに切除した膀胱の代わりに小腸を用いた代用膀胱を作ることで人工肛門を作らない方法も場合によっては可能です。
人工肛門にしない骨盤内臓全摘術を報告
この人工肛門を造らない(ストーマレス)骨盤内臓全摘術は1998年に初めて発表しました。以降、希望された15名の進行がん患者さんにこの手術を実施しました。 一時的人工肛門が閉鎖でき、従来の排便ができた人はそのうち12名ですが、15名全員が自排尿が可能でした。 3名の方は残念ながら病気が再発されました。
大きな手術で、さらに術後の排便、排尿の訓練などのリハビリテーションが必要な手術ですが、それでも生活の質を高めるためには一つの選択肢であろう、と考えています。
〒299-0111 千葉県市原市姉崎3426-3
JR内房線「姉ヶ崎駅」からバスで約15分。
午前8:30~11:30
(土曜は10:30まで)
午後13:30~15:30
木曜・土曜の午後、日曜・祝日