その他の病気の治療

痔・ヘルニア・虫垂炎などに関する治療のご案内です。

 

痔(内痔核・痔瘻など)の治療

痔(内痔核・痔瘻など)の治療に関するご案内です。


●内痔核:
脱出を伴う内痔核は以前は切除が主流でしたが近年はジオン(ALTA)という薬液を投与して痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法が主流です。痔核を切り取る手術と違って、痔核の痛みを感じない部分に注射するので「傷口が痛む」というようなことはなく、入院期間の短縮も期待できます。ジオン注の有効成分は硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸というものです。当院はALTA実施施設に認定されています。

●痔瘻:
下痢などの時に肛門小窩に便が入り、それによって細菌が肛門周囲に侵入して炎症を起こし、肛門周囲膿瘍となった後に、肛門周囲に排膿することで瘻管が生じ、痔瘻となります。薬ではよくなりません。多くの場合、手術が必要となります。手術は肛門括約筋といっしょにトンネルを切除する開放法と括約筋を切らずにトンネルだけをくりぬく括約筋温存手術(くりぬき法)があります。

ヘルニア・虫垂炎の治療

ヘルニア・虫垂炎の治療に関するご案内です。


●そけいヘルニア:
男性に多い病気で、鼠径(そけい)部の皮下の一部が弱くなり腹膜が袋状に伸びて膨らみます。腸が脱出することがあり、脱腸といわれています。そけいヘルニアの治療法は手術です。薬や安静、保存療法といった治療方法での完治はありえません。近年開発された人工補強材で穴をふさぐ手術方法の場合、飛び出てくる部分に人工の膜(メッシュ状のプラグ)を張り合わせます。 特殊な手術材料を使うため手術の後に抜糸の必要がなく、手術の直後から歩けます。

●虫垂炎:
 抗生物質の投与で軽快する場合も多いですが、虫垂の穿孔、腹膜炎、虫垂の根元に便が固まった糞石が認められる場合は手術が必要です。緊急手術が必要な場合と待機的に手術をする場合があります。待機的手術の場合、胆嚢と同様に臍のキズ1か所で腹腔鏡を用いて虫垂を切除する方法を積極的に行っております。この方法は美容的に優れていることに加え、創部感染が少なく、痛みも少ないため、早期に退院できます。

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